プログラミングは頭が悪くてもできるのか?文系とか理系とか関係ない!

手に職がつけれて、これからまだまだ需要が伸びそうなプログラマーになりたい。でも、自分は文系だし、バカだし、そんな自分にプログラミングなんてできるのか?そんなあなたにこの記事を読んでほしいです。

自己紹介

プログラミング歴15年の現役プログラマー。現在は都内のIT企業でソフトウェアの開発を行っております。

そもそも文系、理系と分類する意味はない

文系だの理系だの区別する国は、日本と第二次世界大戦前後に日本の教育から影響を国々くらいです。

そもそも、プログラミングの仕事の大半は、誰かとコミュニケーションしているか、調べごとをしている時間が非常に長いです。もくもくとプログラミングしているのを想像するかもしれませんが、実際はそうでありません。

例えば、私は仕事で一日中、誰かと話をして終わることがあります。それほど人とのコミュニケーション能力が求められる仕事です。

でも、コミュ障みたいな人が多いんでしょ?という意見も聞こえてきそうですが、それは違います。もちろん一部にそういう人もいますが、実際は情報発信能力が高い人たちも数多くいます。

それらの能力はどちらかというと、文系のイメージではありませんか?少なくとも私はそう思います。文系、理系とかそんな分類をすることに意味はないのです。

プログラミングに数学的要素はそれほどない

プログラマミングがまるで数学的な感性が求められると思っている方もいるかもしれませんが、それがもっとも大きな誤解の一つだと私は思います。たしかに、ロボット制御やゲームエンジンを開発するならそうかもしれません。しかし、そういう仕事の方がどちらかというと稀なのです。

私の感覚では、プログラミングはどちらかという小説に似ていると思っています。実際、コンピュータが分かる言葉を使って文章のようなものを書くわけですから、むしろ文系の方が得意なはずです。

とは言っても、論理的思考が求められるのも事実です。しかし、文系が論理的思考が苦手、というのは一体だれが決めたのでしょうか。私はそんな話を聞いたことがないです。

結局、プログラミングというのは、何をどういう手順で行うのか、を永遠と記述していくものです。それは数学とは異なります。プログラムとは、ただの手順の塊です。

私は三流大学出身で入社試験ドべだった

私は理系出身ですが、私は三流大学出身でさらに入社試験ドべでした。でも、今でも現役のエンジニアです。

私は入社当時、同僚や先輩社員から見下され、バカにされロクな仕事は与えられませんでした。でも、それが悔しくてひたすらコツコツ勉強を続けました。ひたすら勉強を続けました。すると何が起きたと思いますか?私をバカにしていた人たちはエンジニアとしては通用しないと判断され、次々と設計の仕事からはずされていきました。

私は最後まで生き残りました。

自分のことをバカだと嘆きたくなる気持ちは分かります。でも、バカならバカと認めて、自分の少ない手ごまをどう使うかを考え抜くべきです。

三流大学出身、入社試験ドべだった男も、いまだに現役です。努力と工夫しだいで戦えます。

スキルさえあれば転職できる

プログラマーの世界は、とにかくスキルと実績です。正直、コネがあれば最高ですが、コネがなくても渡り歩けるのがプログラマーの良いところです。

私は過去に3度転職しています。これができるのもスキルあってのこと。

歳をとるとなかなか転職は厳しくなりますが、それはプログラマーに限った話ではないですからね。どんな職についていても厳しくなります。

気に食わなければ、やめることができるので、本当にプログラマーやっていてよかったと思います。


Written by Yasuhiro Ito
Software engineer

© 2021, Yasuhiro Ito